入手困難の大人気バイク!
こんにちはchessinuです。
2020年にホンダから発売されて以来、国内外問わず絶大な人気を誇る「CT125・ハンターカブ(JA55)」。
ただし人気がありすぎて納車までに長い時間を要する場合もあるのですが、やはりそれでも「待つだけの価値」はあるバイクだと思います。
ということで今回の記事では、そのCT125・ハンターカブ(JA55)について色々と紹介をしていくので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください!
CT125・ハンターカブ(JA55)の紹介
- 発売日
- 車両本体価格
- スペック・機能
- 変速方式
- エンジン音
- 乗車姿勢・足つき
- 走行シーン
- カスタムパーツ ←NEW
- 納期の目安
- バイクを探す方法
発売日
1981年(昭和52年)10月に、ホンダからCT125・ハンターカブの原型となる「CT110」が発売されました。
それでCT110について色々調べてみたところ、こちらのモデルは当時の海外ではレジャー用途などでそこそこ売れたようですが、国内では高性能バイクブームなどの影響もあり売れ行きが悪かったため、登場からわずか「2年」で販売終了となったそうです。
そして初代のCT110が登場してから約40年後の2020年6月26日(金)に、次世代モデルのハンターカブとして「CT125」が発売されました。
なお発売当初の車体色は「グローイングレッド」と「マットフレスコブラウン」の2種類のみとなっています。
そしてCT125・ハンターカブ(JA55)が発売されてから約1年半後の2022年1月20日(木)に、新色として「パールオーガニックグリーン」が追加されました。(スペックは変更なし)
なお各色を見比べてみて気がついたのですが、マットフレスコブラウンだけ「リアキャリアの色」が車体色とは異なるブラックを採用していますね。
皆さんはどの色が好みでしょうか?
ちなみに自分は最近発売されたばかりの「パールオーガニックグリーン」が好きです。笑
車両本体価格
メーカー希望小売価格は「44万円(税込)」となっていて、原付二種クラスとしては中々お高い価格設定となっています。(「車体色」による値段の差はありません)
なお参考までに現行カブの希望小売価格(税込)を以下にまとめておきました。
車種名 | 価格(税込) |
スーパーカブ110 | 280,500円 |
クロスカブ110 | 341,000円 |
スーパーカブC125 | 440,000円 |
CT125・ハンターカブ | 440,000円 |
スペック・機能
CT125・ハンターカブ(JA55)のスペックや機能について、簡単に紹介しているホンダの公式動画があるのでぜひそちらも参考にしてみてください。
なおCT125・ハンターカブ(JA55)の更に詳細なスペックが知りたい方は、ホンダ公式サイトにて確認しておいてください。
【ホンダ公式サイト】
変速方式
CT125・ハンターカブの変速方式は自動遠心クラッチの4速リターン式シーソーペダルという仕様のため、クラッチレバーがなく「小型AT限定免許」で乗ることができます。
なお走行中はリターン式で操作しますが、停車中は4→N→1(1→N→4)と「ロータリー式」でギアチェンジができるようになっています。
まぁこれまでに「カブ系」のバイクに乗ったことがある方は特に問題ないとは思いますが、普通のMTバイクに乗っている方は変速方式やシーソーペダルに初めの内は少し戸惑うかもしれませんね。(でもすぐに慣れるので大丈夫!)
エンジン音
CT125・ハンターカブの実際の「エンジン音(排気音)」を紹介しているホンダの公式動画があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。(イヤホンまたはヘッドホン推奨)
乗車姿勢・足つき
ホンダ公式サイトで、CT125・ハンターカブ(シート高800mm)の「ライディングポジション&足つき」を紹介しているので参考にしてみてください。
こちらは日本人男性の平均身長170cmにおけるライディングポジション&足つきです。
こちらは日本人女性の平均身長160cmにおけるライディングポジション&足つきです。
走行シーン
CT125・ハンターカブの「走行シーン」を紹介しているホンダの公式動画(PV)があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
カスタムパーツ
CT125・ハンターカブの様々なカスタムパーツについて紹介した記事を書いたので、ぜひそちらも参考にしてみてください!
納期の目安
CT125・ハンターカブの元々の人気に加え、「コロナ」や「バイクブーム」などの社会的な影響もあり、余計に入手困難な状況になっています。
なので納期については「全く不明」としか言いようがありません。
ただしSNSなどで調べてみると、注文から納車までのだいたい目安として「6ヶ月」ぐらいかかるような感じですが、運(タイミング)が良ければ1~2週間ぐらいで手に入る可能性も…?
バイクを探す方法
ネット上でバイク(ハンターカブ)を探す方法は色々とあり、例えば車両検索サイトの「グーバイク」を利用すれば全国にある「新車&中古車」の情報を見ることができます。
【グーバイク公式】
またホンダドリームネットワークを利用して、全国のホンダドリームにある「新車在庫」を探すこともできます。
他の方法としては実際にバイク販売店へ行き、そこで色々な情報を聞くことも大事だと思います。
というのもバイク屋は横の繋がりが必ずあるので、仮に自分の店にお目当てのバイクが置いてなかったとしても、他の店に置いてあれば教えてくれる可能性があるからです。
またバイク屋によっては「見込み発注」している可能性があるので、それを狙うのも大事な戦略の一つです。
国内仕様と海外仕様の違い
ハンターカブには国内仕様の他に「タイ・北米仕様」の並行輸入車が販売されていて、通常の国内仕様のハンターカブよりも「納期が早い」ということで、意図的に海外仕様を購入する方もいます。
ただし当然のことながら国内仕様とは色々と異なっている箇所があるので、もし海外仕様のハンターカブの購入を検討しているのであれば、事前にそちらを「考慮」しておく必要があります。
なお以下に違いを簡単にまとめてみましたが、これが全てではないので、海外仕様のハンターカブに興味がある方はぜひググッて調べてみてください。
- メーカー保証の有無
- 車両本体価格
- ヘッドライト内ACC電源の有無
- マフラーガードの有無
- タンデムステップの有無
- サイドスタンドセンサーの有無
- フェンダーの白標識の有無
- 車両重量
メーカー保証の有無
通常の国内仕様であればホンダの「メーカー保証が2年」あるのですが、海外仕様は並行輸入車ということでメーカー保証は無くなり、購入した「販売店での保証のみ」となります。
ちなみにこの保証期間は販売店によっても異なってくるので、購入する前に確認しておく必要があります。
車両本体価格
車両検索サイトのグーバイクなどで調べてみたところ、海外仕様の方が国内仕様よりも「約1~2万円」ほど安くなっている感じです。
パーツの違い
ここが結構違っているようで、例えば海外仕様車にはヘッドライト内の「ACC電源カプラー」が無かったりします。(USB電源を装着する際に使用)
他にも海外仕様車には火傷防止のマフラーガード(画像の黒いパーツ)や、二人乗り用のタンデムステップが無かったり…。
あとはサイドスタンドを降ろしたままギアを「N以外」に入れると、エンジンが自動停止する装置(サイドスタンドセンサースイッチ)も無かったりします。
車両重量
それでこれらのパーツが減った分、海外仕様は国内仕様よりも車両重量が「約3kg」ほど軽くなっているそうです。
乗り出し価格の紹介
今回は「ホンダドリーム」で購入した場合のCT125・ハンターカブの乗り出し価格を紹介しますが、基本的にはどこで購入しても最終的な金額に「大きな差はない」と思います。
というのもこのCT125・ハンターカブはとても人気のあるバイクなので、販売する側としてはそこまで「大きな値引き」をしなくてもどんどん売れますからね…。
なお以下の乗り出し価格は店舗独自の「値引き」や「オプション」などは入れておらず、あくまでも「フラット」な金額で計算をしてあります。
- 車体本体価格 : 440,000円
- 非課税 諸費用 : 10,590円
- 課税 諸費用 : 20,350円
- 任意保険料 : α
- 合計金額 : 470,940円+α
乗り出し価格について
最終的な乗り出し価格は、合計金額に各自で入る「任意保険料」をプラスして考えます。
ちなみにまだどのバイク保険にするのかをまだ決めていないのであれば、大手企業のSBIホールディングスが運営している、各保険会社の「バイク保険プラン内容の比較をしてくれるサービス」も有るので利用してみてください。
非課税諸費用の内訳
非課税諸費用の内訳は「自賠責保険」で、今回は「3年分(10,590円)」で計算をしてあります。
なお以下は125cc以下の自賠責保険料です。(参考までにどうぞ)
- 12ヶ月 : 7,070円
- 24ヶ月 : 8,850円
- 36ヶ月 : 10,590円
- 48ヶ月 : 12,300円
- 60ヶ月 : 13,980円
課税諸費用の内訳
課税諸費用の内訳は「手続き代行費用(18,700円)」と「(G)グッドライダー防犯登録費用(1,650円)」を合わせた金額となっています。
なお先ほどの非課税諸費用はどこで購入しても金額は同じなのですが、こちらの課税諸費用は各店舗によって手数料が異なるので「数千円程度」の差が生じます。
ただし手続き代行費用に関しては、自分で役所にナンバー登録の手続きに行けば「0円」になる場合が多いので、基本的にほとんどの人は自分でやります。(ただしここは店の収入源になる費用なので断られる場合も有り)
またグッドライダー防犯登録は何なのかということですが、要は警察のデータベースに加入者とバイクを登録しておくことで、盗まれた時に見つけやすくする「防犯システム」に登録するかどうかってことです。
登録すると下に番号が入ったステッカーが貼られます。(画像では番号を消しています)
ちなみにグッドライダー防犯登録は「任意」なので入らなくても良いのですが、基本的には入るように促されます。
まぁそこら辺はそれぞれのご判断で。
維持費用の紹介
CT125・ハンターカブを含む原付二種の、購入初年度にかかる維持費用の項目をまとめると以下のとおりになります。
- 軽自動車税 : 2,400円
- ガソリン代 : 11,900円
- メンテナンス費用 : 10,000円~
- 法定12ヶ月点検費用 : 11,000円~
- 駐車場代 : β
- 合計金額 : 35,300円+β~
自賠責保険料と任意保険料
自賠責保険料と任意保険料に関しては、先ほど計算した乗り出し価格に含まれているので、維持費用からは差し引いて考えてあります。
軽自動車税
軽自動車税は「4月1日時点」においてバイクを所有している場合に発生する税金で、毎年4~5月に各市区町村から納税通知が所有者のもとに届き、「5月末日」までにコンビニや金融機関等を利用して納税を行う必要があります。
まぁ「節税対策」として3月に納車ができる場合でも、意図的に4月2日以降にずらして「登録」してもらう人もいたりします。
ガソリン代
CT125・ハンターカブの燃費(WMTCモード値)は「67.2km/L」で、平均的なライダーが1年間に走行する距離を「5,000km」と仮定し、更にガソリン価格を「160円/L」で計算をしてみました。
- 燃費 : 67.2km/L
- 年間走行距離 : 5,000km
- ガソリン価格 : 160円/L
5000km÷67.2km/L=74.4L(5000km走るのに必要なガソリン量)
74.4L×160円/L=11,904円(5000km走るのに必要なガソリン代)
まぁCT125・ハンターカブはめちゃくちゃ「燃費の良いバイク」なので、現在のガソリン価格が高騰しているご時世を考えると非常に有り難いですね。
メンテナンス費用
購入初年度に必要なメンテナンスは人によって多少異なりますが、基本的に「エンジンオイル交換」と「ドライブチェーン調整」ぐらいだと思うので、それを基準にして「ホンダドリーム」で作業を行ってもらった場合の工賃(部品代別)を調べてみました。
- エンジンオイル交換 : 800円
- ドライブチェーン調整 : 1,400円
仮にエンジンオイルの交換を年に3回、ドライブチェーンの調整を年に2回行ったとすると、購入初年度のメンテナンス費用は「約10,000円」ぐらいになります。
ちなみにホンダドリームの作業工賃に関しては、以下の公式リンクを参考にしてみてください。
12ヶ月点検(法定点検)
ホンダの新車バイクには「2年間」のメーカー保証が付帯されるのですが、その保証修理(メーカー保証)を受けるためには、有料の「法定12ヶ月点検」をバイク屋(基本的には購入店舗)で行う必要があります。
それでそのCT125・ハンターカブの12ヶ月点検費用に関してですが、以下のホンダドリーム公式サイトの情報を参考にして、Bコースの「11,000円~」で計算をしました。
年間維持費の結論
年間維持費用はバイク所有者の環境によっても異なりますが、基本的に初年度の維持費用は「5万円前後」ぐらいを目安に考えておけば良いと思います。
その他の費用
新規でバイク(CT125・ハンターカブ)を購入する人は、事前に最低限の「バイク用品」を揃えておく必要があります。
- ヘルメット
- バイク用グローブ
- プロテクター
- バイクカバー
ヘルメット
納車前にヘルメットを用意しておく必要があるのですが、初めてバイクに乗る場合にはどれを購入したら良いのか迷ってしまうと思います。
なので別の記事にてヘルメットの種類や選び方について紹介してあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
バイクグローブ
これに関しては特に装着義務はないのですが、できればバイク専用のグローブは用意しておいた方が良いと思います。
ということで自分が使用している「デイトナ製バイクグローブ」を紹介した記事があるので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
プロテクター
プロテクターに関しても装着義務はないので、必要に応じてという感じになります。
バイクカバー
バイクを保管するためのガレージがない場合には、「防犯」や「風雨除け」のために必ずバイクカバーを用意しておいた方がいいと思います。
終わりに
大人気バイクのCT125・ハンターカブは納車されるまでに時間がかかる可能性が高いので、それを待っている間に色々と準備をしておくと良いと思います。
まぁバイク用品を見ているだけでもワクワクしますからね。笑
それでは以上で「CT125・ハンターカブの乗り出し価格や維持費」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~