見た目も操作性もアップ!
こんにちはchessinuです。
GB350が納車されてから早半年近くが経ちました。
そしてそれまでの間に色々なカスタマイズ作業を行ってきましたが、未だにハンドルグリップに関しては「純正状態」のままになっています。
別に交換するのが面倒くさいとか言うことではなく、単純にGB350の純正ハンドルグリップの握り心地が気に入ってるので、わざわざこれを取り替えようってならなかった感じです。
ただGB350はせっかくお洒落なバイクなので、見た目の変化も楽しみたいと思い、今回ハンドルグリップを交換してみることにしました。
ということでこの記事では「GB350とGB350Sのハンドルグリップの交換方法」について紹介します。
ハンドルグリップを交換する理由
一般的にバイクのハンドルグリップを、純正から他の製品に交換するのは以下の理由があるからです。
- 操作性向上
- 振動軽減
- ドレスアップ
操作性向上
バイクに乗る人間の手の大きさに合わせたグリップに交換することにより、グリップを握ったりヒネったりする時の「手の負担」や「快適さ」が変わってきます。
やはり人によって手の大きさや指の長さは違うので、純正のサイズや形状だとしっくりこない人も必ずいると思います。
振動軽減
例えばデイトナが販売しているプログリップ(PROGRIP)は「耐震ゲル」を使用しているので、ハンドルから伝わる「振動を軽減する効果」があるとされています。
まぁGB350の場合は不快な振動がほとんどないバイクなので、交換してもあまり大きな効果を感じられない可能性が高いです。
ドレスアップ
あとは単純に「自分好みの見た目」にドレスアップできるということです。
と言うのもハンドルグリップを交換するだけでも、バイク全体の外観が良くも悪くもガラッと大きく変わるので、かなり装飾効果の高いカスタマイズだと思います。
ちなみに自分はドレスアップのためにハンドルグリップを交換しました。
新しいハンドルグリップを探す
GB350の新しいハンドルグリップを探す前に、まず純正ハンドルグリップのサイズを確認しておく必要があります。
それで100均で購入したノギスで計測してみたところ、アバウトにですが「長さ125mm」・「外径30mm」・「内径22mm(左)、25mm(右)」って感じでした。(ただしゴム製なので計測に誤差は出てしまいます)
それでは実際にバイク用品店へ行きハンドルグリップを探します。やはりネット通販だと、実物の「手触り」や「デザイン」がわかりにくいですからね。
やはり「県内最大規模」のバイク用品店と言うだけあって、色々な種類のハンドルグリップが置いてあります。
例えばこのデイトナの「グリッピーグリップ」なんかはネット上でも人気がある製品で、GB350にも適合しているので取り付けることが可能です。
これは見た目が良いのですが、取り付けるのがめちゃくちゃ面倒くさいことで有名なハンドルグリップです。実際に店舗スタッフの人も、「金属リング」の部分が邪魔で取り付けにくいと言ってましたね。笑
実際の握り心地を確かめることもできました。
それでまぁ何やかんやありながら、GB350に適合するハンドルグリップを選んで購入しました。
まぁ色々な種類がありすぎて、軽く1時間ぐらいは迷っていたのですが、、、
新しいハンドルグリップの紹介
今回GB350に取り付けるハンドルグリップについて紹介します。
- メーカー
- domino(イタリア)
- 製品名
- A450 レーシングタイプ ブルー&ホワイト
- 価格
- 約3,000円
- サイズ
- 長さ125mm×外径30mm×内径22mm(左),24mm(右)
- 形状
- 貫通型(エンドオープン)
- 特徴
- 表面には粒状のソフトラバーを採用しているため、濡れた状態でも優れたグリップ性能を発揮。ワイヤリング用のスリットが両方に有る。
選んだ理由
性能とかは一切考えずに「デザイン」に惚れて選んでしまったのですが、まぁdominoは有名なメーカーなので心配はないと思います。
ちなみにGB350の車体カラーのマットジーンズブルーに合わせました。
カラーバリエーション
domino A450は全7色用意されています。
その他のdomino製品
dominoのハンドルグリップはA450の他にも数種類あるのですが、それぞれで性能面での特徴が異なってきます。
自分が購入したのはレーシングタイプとなっていますが、ガチガチのレース用とかではなく、いわゆる「オールラウンダータイプ」だとスタッフさんから説明を聞きました。
ハンドルグリップの交換方法
交換に必要な道具
今回ハンドルグリップの交換に使用した道具は以下のとおりです。
- ハンドルグリップ
- マイナスドライバー
- パーツクリーナー
- グリップボンド
- タオル&ウエス
パーツクリーナーは「プラスチック」や「ゴム」に使用できる製品を選ぶ必要があります。
また速乾性よりも「遅乾性」のパーツクリーナーを使用するのが理想的ですが、遅乾性の製品は基本的に値段が高いのであまりこだわらなくて良いと思います。
そして「グリップボンド」に関しては、キタコやデイトナが販売している製品を購入しておけば問題ないです。
交換手順
バイクのハンドルグリップを交換する手順は以下のとおりです。
- ハンドルバーエンドを取り外す
- 純正ハンドルグリップを取り外す
- グリップボンドを塗る
- 新しいハンドルグリップを取り付ける
純正のハンドルグリップを取り外す作業
ハンドルバーエンドを取り外す
まず始めにハンドルの先っぽに付いている「バーエンド」を取り外す必要があります。
純正のバーエンドは突っ込んであるだけなので、単純に引っ張るだけで取り外すことができます。
ただし自分の場合はバーエンドを交換していたので、六角棒スパナを使用して取り外しました。
純正のハンドルグリップを取り外す
次に「マイナスドライバー」と「パーツクリーナー」を使用して純正のハンドルグリップを取り外すのですが、作業をする前に必ず燃料タンクとクランクケースカバーに「タオル」などを被せ、パーツクリーナーが直接当たらないように保護しておきます。
まずマイナスドライバーをハンドルグリップの奥の方まで入れて隙間を作ります。
そしてその隙間にパーツクリーナーのノズルを差し込んで噴射します。
パーツクリーナーが乾かない内に、ハンドルグリップをひねりながら引っ張り出します。
「左側」のハンドルグリップに関しては特に問題なく外せると思います。
純正のハンドルグリップを取り付けていたボンドを掃除しておきます。
タオルまたはウエスにパーツクリーナーを噴射して拭けば、簡単に汚れを取り除くことができます。
まぁ面倒くさい場合はパーツクリーナーやマイナスドライバーを使用しないで、「カッター」や「ハサミ」などで純正のハンドルグリップを切り取ってしまってもいいと思います。
ちなみに左の純正ハンドルグリップの値段は税込みで「870円」で、右の純正ハンドルグリップ&スロットルコーンは税込みで「1,584円」です。
新しいハンドルグリップを取り付ける作業~左側編~
パーツクリーナーを使用してハンドルを綺麗にしたら、そこに「グリップボンド」を塗ります。
グリップボンドはハンドルグリップの「半分の位置」に3~4本ぐらい塗っておくことで、ハンドルグリップを取り付ける際に「ニューッ」と伸びて丁度いい感じになります。
そして新しいハンドルグリップの内部に、パーツクリーナーをたっぷりと噴射しておきます。
パーツクリーナーが乾かない内に、素早くハンドルグリップを取り付けます。
ハンドルグリップを取り付ける際には、文字の向きなども考えておく必要があります。
あとはバーエンドを取り付ければ完成です。
「左側」のハンドルグリップに関しては、全く問題なく取り付けることができると思います。
新しいハンドルグリップを取り付ける作業~右側編~
それでは右側(スロットル)のハンドルグリップを交換していきます。
先ほどの左側と同じようにパーツクリーナーとマイナスドライバーを使用して、純正のハンドルグリップを取り外します。
ただし先ほどの左側とは違い、右側には凸凹形状の「スロットルコーン(スロットルスリーブ)」があります。
それでここから先は、以下の3つの方法が考えられます。
- スロットルコーンをフラットな物と交換する
- カッターなどで凸凹とリブを削る
- 気にせずそのまま取り付ける
例えばデイトナなどのパーツメーカーが販売している、凸凹がない「フラットな形状」のスロットルコーンと交換する方法があります。
または一度スロットルスリーブを車体から取り外し、カッターなどで凸凹とリブ(抜け止め)を物理的に削り取ってフラットにする方法もあります。
それで今回2つの方法を試してみたのですが、まず最初に自分が行ったのは「気にせずにそのまま取り付ける方法」です。笑
ただし当然のことながら、下の画像のように「リブ」の所で隙間が空いてしまいます。。。
とりあえず防水ブチルテープを巻いて隠しておきました。笑
一応これで両側にハンドルグリップを取り付け終えたので、実際に街中を走行してどんな感じなのかを確認してみました。
GB350のハンドルグリップを交換した感想
感想
GB350に新しいハンドルグリップを取り付けた外観はこんな感じになっています。
それで実際に街中を走行した感想ですが、「操作性」に関しては純正グリップ径と同じぐらいのサイズなので、正直なところそこまで大きく変わった感じはなかったです。
ただし見た目が「お洒落」になったので交換して良かったと思います。
それとやはり右側(スロットルグリップ)のグリップの「凸凹」が手袋越しでも若干気になる感じですね。
まぁ別に意識しなければ気になる感じではないのですが、でもやっぱりなんか気になるので「スロットルスリーブを交換する」ことにしました。笑
2つ目の方法
ということで、「デイトナのフラットスロットルスリーブ」を購入!
スロットルスリーブを交換するにはいったん「スロットルワイヤーの先端部分」を外す必要があるので、スロットルワイヤーを緩めたりするのが若干面倒くさい感じですね。
そして何とか無事交換完了しましたが、想定していたとおりジャストサイズでした!
やはりこちらの方がスッキリしていて良いですね!
以上で「バイクのハンドルグリップの交換方法」について紹介した記事終わりとなります。
さようなら~