大事なバイクを傷や汚れから守る!
こんにちはchessinuです。
バイクってちょっとしたことで傷や汚れが付いたりしますよね。(特に自分のバイクのようなマット塗装では余計に)
まぁそれも味があると言えばそうなのですが、やはり自分は最後まで綺麗に乗りたい派…。
それで今回はその対策として、GB350(GB350S)の燃料タンクやサイドカバーに「バリアスコート」を使用し、汚れや傷を未然に防ぐためのコーティング施工を行うことにしました。
ただ施工と言っても、作業自体はめちゃくちゃ簡単なのでご安心を!
コーティングをする目的
- 傷や汚れから保護
- 塗装の劣化防止
- 買取価格に影響
傷や汚れから保護
基本的にコーティングというのは塗装面の上に「コーティング被膜」を形成することで、傷や汚れや紫外線などから車体を保護しています。(使う材質によって費用も効果も変わる)
なおコーティングをしたからと言って、傷も汚れも全く付かないわけではなく、あくまでも「付着しにくくなる」だけなので、コーティングをした後にも「定期的な清掃」は必要不可欠となります。
ただしそれでもコーティングをしていない状態と比べると間違いなく手入れは楽になり、特にGB350で使用されている「マット塗装(艶消し塗装)」の場合は傷や汚れが目立ちやすいので、絶対に何らかのコーティングをしておいた方が良いと思われます。
塗装の劣化防止
先ほど紹介したとおり、コーティング被膜を形成することで紫外線などによる塗装の劣化を防いでくれます。
またコーティングをすることで塗装色に独特の深みが出るので、施工前よりも見た目が格好良くなったり、小さな細かい傷を隠してくれる効果もあります。
買取価格に影響
車体に傷や汚れが付くと、当然のことながら買取価格にも「マイナスの影響」が出てしまうので、本来であれば納車後すぐにコーティングをして保護するのが理想的ではあります。
ただ自分の場合はグダグダと納車から1年近く経ってから行いました…反省。
自分でコーティングをする理由
- 費用が安く済む
- 施工面積が少ない
費用が安く済む
自分で施工をする場合はコーティング剤を購入するだけなので、専門業者に頼むよりも遥かに安く済ませることができます。
まぁ基本的にはプロに頼んだ方がコーティングの質も高く、見た目も綺麗に仕上がるとは思いますが、やはり「費用面」や「拘束時間」を考えると自分でやってもいいかなぁって感じもしますね。
なお以下は専門業者のコーティングサービスについて紹介をしているので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
2りんかん
【公式サイト】
ライコランド
【公式サイト】
NAPS
【公式サイト】
コーティング専門店
一口にコーティング専門店と言っても色々あるのですが、例えば有名な所では「秋葉原UDXバイクウォッシュ」が挙げられ、割と多くのGBオーナーの方も利用されているようです。
それで実際に秋葉原UDXバイクウォッシュを利用して、GB350の洗車とコーティングをした様子をYoutubeで紹介されている方(朱鷺長のモトブログ様)がいるので、興味のある方はぜひそちらも参考にしてみてください。
【公式サイト】
施工面積が少ない
車と比べてバイクは施工面積が少ないので、自分一人でも十分に対応できるというのもあります。
特にGB350(GB350S)のようなネイキッドバイクは作業もしやすく、また面積も少ないので、おそらく一時間もかからずに終わると思います。
使用するコーティング剤と作業手順
コーティング剤
一口にコーティング剤と言っても色々あって迷ってしまいますが、今回自分が使用したのは家庭用コーティング剤としてはド定番中のド定番である「ワコーズ バリアスコート」です。
なおこの製品の特徴としてはガラス系コーティング剤(ガラス系+ポリマーレジン)ということで持続力が「最長6ヶ月」もあり、また界面活性剤などの働きにより油汚れに対する「洗浄力」も強く、更にコーティング作業自体も洗車後にスプレーして拭き上げるだけという「お手軽さ」などが挙げられます。
ちなみに自分がバリアスコートを選んだ理由についてですが、単純にバイク(GB350)に採用されている「マット塗装(艶消し)」にも対応していることや、実際にGB350オーナーの方も使用しているという安心感があったからです。【Twitterリンク】
そして金属の他に「樹脂パーツ」にも使用できるため、燃料タンクやサイドカバーだけではなく、バイクの様々な箇所を簡単にコーティングできるのも良いですね。(ヘルメットなどもコーティング可能)
また拭き上げ用の「クロス」も2枚ほど付属しているので、バリアスコートを購入するだけでコーティング作業に必要な道具が全て揃っています。
なお製品の詳細については、販売元である和光ケミカル公式サイトよりご確認ください。
【公式サイトリンク】
作業手順
実際のコーティング手順については製品の箱に記載されているので、そちらを参考にしながら作業を行っていきます。
- 水洗い
- スプレー
- 拭き上げ
- 保管
注意点
バリアスコートを使用してコーティング作業をする場合には、以下に挙げたことを注意する必要があります。
- 炎天下や塗面が熱い時は使用しない
- シミや色ムラが発生したり、拭き取りにくくなる恐れがあるため。
- 強風時は使用しない
- 強風により巻き上げられた砂埃などで、塗面を傷つける恐れがあるため。
- 使用前に容器をよく振る
- 本剤は二層に分かれているので、振って混ぜる必要があるため。
- 吹きかけたらすぐに拭き上げる
- 塗布したまま放置すると、シミや色ムラが発生したり、拭き取りが困難になる恐れがあるため。
- スクリーンやミラーなどには使用しない
- 特殊な表面処理を施していると、曇ったりする恐れがあるため。
コーティング作業
水洗い
取説では「水洗い」により汚れやホコリを落とせとなっていますが、今回は自分がいつも車体の清掃に使用している「クリーナー」で作業を行いました。
まぁ水で洗うよりも汚れが落ちやすいとは思いますが、水で洗っても全く問題ないです。というか水の方が良いかも。
なおこちらのフォーミングマルチクリーナーは「マット塗装(艶消し)」の清掃にも問題なく使用できるので、個人的にはオススメします。(ちなみにバリアスコートと同じ和光ケミカル社の製品)
コーティングをする燃料タンクやサイドカバーを綺麗にしておきます。
スプレー
そして洗車し終えたら、次にバリアスコートでコーティングをしていきます。
それで一応公式の取説ではバリアスコートを塗面から「約30cm」ほど離し、全体的に「薄く均一」にスプレーしろとのこと。
また容器を逆さまにして「倒立噴射」をするのも駄目らしいのでご注意を。
拭き上げ
スプレー缶をよく振ってバリアスコートを塗布したら、塗面が「乾く前」に付属の専用クロスで満遍なくすり込むように拭き上げます。
なおクロスにも少量のバリアスコートを塗布しておくことで、ムラになりにくく仕上がるそうです。
燃料タンクキャップもコーティング。
やはりレビュー通り、気持ち良いぐらいめちゃくちゃ汚れが落ちますね。というか定期的に掃除してたのに、目に見えない汚れがこんなにあったのか…ちょっとショック。
クロスの面を変え、燃料タンクのサイドカバー部分もコーティング。
普段は目の届かない燃料タンクの隅々までコーティングしておきます。
同様にサイドカバーもコーティングしておきます。(まぁわざわざ外さなくても施工できますが一応…)
保管
施工後はコーティング成分が定着するまで間(1~2日)、雨などの水に濡らさないようにする必要があります。
ただし万が一濡らしてしまった場合には、そのまま放置をすると「ウォータースポット」ができる恐れがあるので、出来る限り速やかに拭き取っておいてください。
ちなみにコーティング後のメンテンナスは、基本的に水洗いをするだけで維持できるそうなので非常に楽ですね。
以上でGB350のコーティング作業は全て完了です!
とても簡単だったと思います。
コーティング前後の比較
塗装色の変化
先ほど紹介したとおりコーティング剤でコーティングをすると、塗装の色が「濃く」なったり「艶」が出たりなどの変化が起こります。
それで今回はそれを比較するために、サイドカバーの真ん中にマスキングテープを貼り、コーティング前後における塗装面の違いを検証してみることにしました。
サイドカバーの右側部分だけをコーティングします。
画像では少し分かりにくいのですが、コーティングをした右側部分は色の「深み」が増して渋くなっています。また心配していた「艶消し塗装」が壊れている感じもありませんね。
マスキングテープを剥がし、屋外で見てみると違いが分かりやすいかも…?
この例えが正確かどうかは微妙ですが、コーティング後の塗装面の色は、コーティング前の塗装面を水で濡らした後のような色が持続する感じです。
しかしそれにしてもこの深い青色は、コーティング効果が切れると元に戻るのかどうか気になる所。
ちなみにコーティングをしてから2日後に、霧吹きで水道水をかけて「撥水性」の比較をしてみましたが、正直なところコーティング前後で驚くような大きな差は感じられませんでした。(でも水弾きがいい感じはする…笑)
感想
コーティングついでに綺麗に掃除もできたので、個人的には施工をやって大成功。それにコーティング後の深みのある濃いマットブルーもめちゃくちゃ格好よくて好きなので、もっと早くからやっておけばよかったと逆に凄く後悔…。
ということで皆さんも大事なバイクに汚れや傷ができる前に、何かしらの対策を行ってみてはいかがでしょうか。
それでは以上で「バリアスコートのコーティング作業方法」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~