いくらぐらいかかるの?
こんにちはchessinuです。
GB350に乗り始めてから早1年が経とうとしています。
それで何やかんやありながらここまで「約4,000km」も走っているので、法定12ヶ月点検(法定1年点検)を利用してバイクのコンディションをプロに見てもらうことにしました。
やはりバイクの場合は、コンディションの良し悪しが事故に直結しやすいですからね…。
ということで今回は法定12ヶ月点検に関して色々と紹介した記事となっているので、これから点検を受ける方などは参考にしてみてください。
法定12ヶ月点検(法定1年点検)とは?
- 点検の目的
- 受けないと違反?
- 点検の際に用意する物
- 点検の際の注意点
- 点検に要する時間
法定12ヶ月点検の目的
車やバイクの法定12ヶ月点検(1年点検)は、道路運送車両法第48条により義務付けられている検査の一つで、主な目的としてはその車両が「安全で快適な走行ができる状態」かどうかをチェックするために行われます。
ちなみに車検はその車両が法律で定められた「保安基準に適合」しているかどうかの検査ということで、法定12ヶ月点検とは内容や目的が異なっています。
受けないと違反?
名前に「法定」と付いているので、12ヶ月点検を受けないと法律上の「罰(ペナルティ)」があるみたいな感じですが、結論から言うと全くそんなことはありません。
ただし法定12ヶ月点検を受けず、その点検項目に含まれている箇所に破損や不具合が生じた場合に「メーカー保証」が効かなくなる可能性があるので、基本的には受けた方が良いと思われます。
なお保証内容については、(ホンダドリームで購入した場合)納車時に渡された「ホンダドリーム保証書」に記載されているので確認しておいてください。
またはこちらのホンダドリーム公式サイトにも、保証内容について詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
点検の際に用意する物
点検内容をメンテナンスノートに記入してもらうことになるので、バイク屋へ忘れずに持っていく必要があります。
他には支払いに使用する物(現金・カード・スマホ…etc.)。
点検の際の注意点
あと「車検非対応」のカスタムパーツを取り付けたままだと、認証工場や指定整備工場としての認定を受けているバイク屋側から点検を拒否られる可能性があるので、事前にそれについてバイク屋に確認しておく必要があります。
例えば自分の場合は交換したキャブトンマフラーが車検非対応の製品だったので、事前に純正マフラーと交換しておきました。
法定12ヶ月点検に要する時間
バイクの種類によっても異なりますが、だいたいの目安として「1~2時間」ぐらいと言われています。
ただしオイル交換やその他のピット作業をお願いした場合には、もう少しだけ時間がかかる可能性があり、正直なところ待っている間めちゃくちゃ暇だと思います。
なので自分の場合は「代車」を乗り回して時間を潰していました。笑
法定12ヶ月点検の検査項目
ホンダドリームで行う法定12ヶ月点検の具体的な項目&内容に関しては、納車時に渡された【メンテナンスノート】または【ホンダ公式サイト】にて紹介されているので、興味のある方は事前にそちらで確認しておいてください。
- 制動
- ブレーキ周り全般
- 原動機
- 排ガスチェック・エンジンや燃料の漏れ等
- 走行装置
- タイヤ・ホイール等
- 動力伝達装置
- クラッチ・チェーン・スプロケ等
- 電気装置
- バッテリー・スパークプラグ等
- かじ取り装置
- フロントフォーク等
- 車体
- フレーム等
法定12ヶ月点検の料金体系
基本料金と追加料金
ここでは「ホンダドリーム」の法定12ヶ月点検費用について紹介します。(ホンダドリーム以外のバイク屋の点検費用については後で紹介)
それで法定12ヶ月点検の費用についてですが、これはホンダドリームに限らずどこのバイク屋でも「基本料金+追加整備作業料金」という構成になっているので、オイル交換やその他の整備作業をお願いしなければ、ほとんどの場合は基本料金だけで済みます。
(ただし「総走行距離」が多く消耗品の交換などが必要になる場合は、別途費用を請求されるので注意)
なお当然のことながらその「基本料金」はバイク屋によって異なっており、ホンダドリーム関東の場合は以下のような料金プランになっています。
ちなみにGB350はAコースに該当するので、今回の12ヶ月点検の総費用は「13,200円(税込)」でした。(総走行距離は約4,000km)
またオイル交換などの「追加整備作業料金」は以下のようになっています。ただしドライブチェーンの調整などはサービス(無料)でやってくれたりするバイク屋もありますね。
メンテナンスパック
126cc以上のホンダの新車&中古バイクには、ホンダドリームの「メンテナンスパック」を付けることができます。
まぁおそらく納車時にオプションとしてメンテナンスパックに入るかどうか聞かれたと思いますが、もし入っている場合には点検費用が通常とは異なってくるので、事前に確認しておいてください。
法定12ヶ月点検に関する一連の流れ
それでは実際に法定12ヶ月点検を受ける~料金支払いまでに関する、一連の流れについて紹介をしていきます。
- 法定12ヶ月点検の手紙が届く
- 電話やメールで日時の予約をする
- 実際に法定12ヶ月点検を受けに行く
- 点検が終わるまでブラブラする
- 点検の説明と費用の支払い
法定12ヶ月点検の手紙が届く
一般的に法定12ヶ月点検の1~2ヶ月前になると、そのバイクを購入した店舗から法定12ヶ月点検に関する「手紙」や「ハガキ」や「メール」などが届きます。(ホンダドリームで購入した場合はほぼ100%届く)
電話やメールで日時の予約をする
そして電話やメールやLINEなどで法定12ヶ月点検を行う日時の予約をするのですが、その際の注意点として日にちだけではなく何時に行うという「具体的な時間」も決めるので、予約の連絡をする前にある程度考えておく必要があります。
ちなみに「土・日・祝」は予約で埋まっている可能性がかなり高いため、もし土日祝のどれかで行いたい場合には、1ヶ月前ぐらいから早めに予約を入れておく必要があります。
また「代車」が必要な方は、点検日時の他にそちらの予約もしておいてください。
実際に法定12ヶ月点検を受けに行く
バイク屋側からの法定12ヶ月点検に関する事前の説明や、自分のバイクで気になっている箇所(ブレーキが鳴くなど)を説明する時間が発生するので、基本的には指定時間の「5~10分前」ぐらいには必ず到着している方が良いです。
やはりバイク屋側も人間なので、約束時間より遅れて行くと嫌な印象を持たれてしまいます。(今後の付き合いを考えると要注意)
点検が終わるまでブラブラする
まぁ先ほど紹介したとおり法定12ヶ月点検がだいたい「1~2時間」ほどかかり、近くに時間を潰せるような商業施設などが無い場合はかなり「暇」になるので、代車は予約しておいた方が個人的には良いと思います。
実際に自分も代車(DIO110)を借り、近くを乗り回して遊んでいましたが、久しぶりの「スクーター」ということもあってめちゃくちゃ楽しかったです。笑
シート下にヘルメット入れがある安心感!
そして車のような「アイドリングストップ機能」まである…!(使用すると燃費が若干良くなるらしいです)
普段乗っているMTバイクと違い、シフト操作でギアをガチャガチャする必要がない新鮮さ。
アクセルを回すだけで自然と加速していく感じ…控えめに言って最高でした。(本当にちょっと欲しくなった笑)
点検後の説明と費用の支払い
そして事前の説明通り、バイクを預けてから「1時間後」ぐらいに点検が終わったとの電話がきたので、DIO110との別れを惜しみつつもホンダドリームへ向かうことに。
その後ホンダドリームで点検内容について「写真」を交えた説明が行われましたが、特に今回は何も問題が無かったようで一安心。
ちなみに自分が気にしていた「リアブレーキの鳴き」に関しては、リアブレーキパッドを取り外して削ってもらうこと(面取り)で解決しました。(費用は無料でしたラッキー)
最後に法定12ヶ月点検費用の「13,200円(税込)」をクレジットカード一括で支払い終了。
なおホンダドリームはクレジットカードを使用できない店舗、または使用できても上限額が決まっている店舗があるので、事前に確認しておいてください。
久しぶりに対面したGB350は、少し掃除をしてもらったようで綺麗になっていました。
DIO110も良かったけど、やはり自分のGB350が一番良い!
その他のバイク屋での12ヶ月点検費用
ホンダドリーム以外のバイク屋(バイク用品店)における、法定12ヶ月点検費用を調べてみたので参考までにどうぞ。
- バイク用品店
- NAPS
- 2りんかん
- ライコランド
- バイク屋
- レッドバロン
- 正規ディーラー
- YSP
- カワサキプラザ
- スズキワールド
NAPS
NAPS(ナップス)でGB350の法定12ヶ月点検を行った場合は、国産シングルの251~400ccに該当するので、ホンダドリームと同様の「13,200円(税込)~」になります。
なおNAPSの12ヶ月点検に関する詳細については、下記のNAPS公式サイトよりご確認ください。
2りんかん
2りんかんでGB350の法定12ヶ月点検を行った場合は、ノンカウルの251~400ccに該当するので「15,400円(税込)~」になります。
なお2りんかんの12ヶ月点検に関する詳細については、下記の2りんかん公式サイトよりご確認ください。
ライコランド
ライコランドの公式サイトで12ヶ月点検費用は記載されていませんでしたが、上で紹介したNPASや2りんかんとそこまで大きくは変わらないと思います。
なおライコランドの12ヶ月点検に関する詳細については、下記のライコランド公式サイトよりご確認ください。
レッドバロン
レッドバロンでGB350の法定12ヶ月点検を行った場合は、排気量251~850ccに該当するので「9,680円(税込)~」になります。
なおレッドバロンの12ヶ月点検に関する詳細については、下記のレッドバロン公式サイトよりご確認ください。
YSP
YSPの店舗によって異なりますが、ある店舗では以下のような料金体系になっています。なお125cc以下の排気量の料金や追加整備作業料金については、以下のYSP公式サイトよりご確認ください。
【YSP公式サイト】
カワサキプラザ&スズキワールド
カワサキプラザやスズキワールドの法定12ヶ月費用を調べてみましたが、どちらも排気量に応じてだいたい「6,000~20,000円(税込)」ぐらいでした。
まとめ
まぁどこも似たような料金体系なので、各店舗ごとの「サービス」によって違いを見出すって感じになります。
それと冒頭でも紹介した通り、基本的に12ヶ月点検は受けた方が良いと思います。
やはり安心して乗り続けるためには専門のプロに細かくチェックしてもらうのも大事ですし、また何か車体トラブルが起きた時のために、バイク屋との関係を作っておくという意味でも大事ですからね。
相談がしやすい環境づくり的な?笑
それでは以上で「バイク屋の12ヶ月点検の費用」について紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~