盗まれてからでは遅い!
こんにちはchessinuです。
車やバイクに対する「盗難」や「イタズラ」というのは今も昔も変わらずにあるのですが、それをただ黙って指をくわえて見ているのは駄目なので、奴らに対して何かしらの「対策」を講じる必要があります。
ただし対策と聞くと難しく感じるかも知れませんが、実はめちゃくちゃ「お手軽で簡単」にできたりします。
というわけで今回の記事では誰でも簡単に安価で行える、GB350(GB350S)の「シート」や「サイドカバー」や「ナンバープレート」の盗難防止方法について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ただし防犯対策を講じたからと言って、絶対に盗まれたりイタズラされないということではないのですが、それでもやらないよりは間違いなく良いと断言できます。
盗難防止対策を行う理由
車両(車・バイク)のナンバープレートなどの盗難対策を行う理由を挙げてみました。
- 盗まれたりイタズラされやすい
- 簡単に盗難防止対策できる
- 盗まれると非常に面倒くさい
盗まれたりイタズラされやすい
まぁこれはGB350(GB350S)に限った話ではないのですが、車両のナンバープレートって「簡易的」に取り付けられているので、割とイタズラされたり盗まれやすいパーツではあります。
特にGB350の場合はナンバープレートだけではなく、「純正シート」や「サイドカバー」の取り付け方も非常に「シンプル」なので、やろうと思えば「3分」もかからずに全てを盗み去ることができます。
簡単に盗難防止対策できる
ただし盗難防止対策と聞くと凄い面倒くさくて費用が掛かりそうな感じがしますが、実際には「安価」かつ「簡単」な作業で十分な防犯効果を得ることができます。
盗まれると非常に面倒くさい
例えばGB350(GB350S)のシートやサイドカバーが盗まれた場合、犯人を見つけ出して取り返すなんてことはまず不可能に近いので、基本的にはそのパーツを「買い直す必要」があります。
しかしGB350の純正シートは「約2万5千円(税込)」でサイドカバーが「約8千円(税込)」もするので、かなり痛い出費になってしまいますよね…。
またナンバープレートに関しては盗まれたら「悪用」される恐れがあるので、速攻で警察に行き「盗難届」を提出し、そして陸運局で「再交付申請」をしなければなりません。
お金も掛かりますが、それ以上に時間も掛かるので最悪ですね。
盗難防止対策を行う箇所
今回GB350の盗難防止対策を講じる箇所は以下のとおりです。
- 純正シート
- サイドカバー(右側)
- ナンバープレート
純正シート
ぶっちゃけGB350の純正シートを盗むのはめちゃくちゃ「簡単」です。笑
なぜならGB350のシートはたった「一本のボルト」だけで固定されており、しかもそのボルトはどこにでも売っているような「六角棒スパナ(5mm)」があればすぐに取り外すことができるからです。
なので良くも悪くも「凄く脱着しやすい構造」をしているので、知識がある泥棒からしてみれば簡単に純正シートを盗むことができるんですよね…。
まぁ自分でシートを外して整備作業などをする時には楽でいいのですが、やはり「防犯面」で考えると余りにも心もとなさ過ぎるので、何かしらの対策を講じる必要があります。
ただし本来であれば「バイクの鍵」で取り外せる仕様が理想っちゃ理想ですけど。笑
サイドカバー(右側)
GB350のサイドカバーは左右に1個ずつあるのですが、それぞれ取り外し方が「異なって」います。
まず左側のサイドカバーについてですが、こちらは「キーシリンダー」が付いているタイプなので、カバーを取り外す際には「バイクの鍵」を差し込む必要があることから、何もしなくてもそれなりの「防犯性能」は期待できます。
ただし問題なのは「右側のサイドカバー」で、こちらは先ほどの純正シートと同様に「たった1本のボルトだけ」で固定されています。
そしてこのボルトもどこにでも売っているような「六角棒スパナ(5mm)」で取り外せるので、ハッキリ言って防犯性能はめちゃくちゃ低いです。
例えばサイドカバー内には乗車時において携帯が義務付けられている、「車検証」や「自賠責保険の証書」などを入れておく人もいたりしますからね。(下の画像は配線などが入っていて荒ぶっていますが…)
ナンバープレート
ナンバープレートに関してはGB350(GB350S)だけの問題ではなく、何かしらの対策を講じないとほぼ「全ての車両(車・バイク)」で盗まれたりイタズラされやすくなっています。
というのも理由は先ほどのシートやサイドカバーと同様に、とても「シンプル」なボルト&ナットだけで取り付けられているからです。
盗難防止対策に使用する道具
今回GB350の盗難防止対策に使用する道具(工具)は以下のとおりです。
- プラスドライバー
- メガネレンチ(10mm)
- 六角棒スパナ(5mm)
- 盗難防止ボルトセット
盗難防止ボルトセット
盗難防止ボルトセットは色々なメーカーから販売されているので、一体どれを購入したら良いのか迷ってしまいましたが、今回はこちらの「星光産業」の製品を使用することにしました。
理由は単純にAmazonでの評価が高いのと、価格が「約600円」という安さに惹かれたからです。
製品の中身は「セキュリティボルト×4」と「セキュリティボルト専用レンチ」のみとなっています。
セキュリティボルトは「トルクス(六角形星型ネジ)」の真ん中に「センターピン」を入れることにより、この「ボルト専用のレンチ」を使用しなければ取り外せない構造になるため、通常のトルクスネジよりも防犯性能を向上させることができます。
ちなみに防犯性能をより高めることができる「ワッシャー」が付属している製品もあり、こちらはワッシャーの「色」やボルトの長さを「15mm」と「25mm」から選ぶこともできます。
問題点
ただしこれらの製品では「ナンバープレート」を固定する時にだけ少し問題があり、要は裏側が普通の「ナット」なので、表側のボルトを何かの工具で抑えながら裏側のナットを回されるとたちまち「無力」になります。笑
そういう場合には少し値段が高くなりますが、反対側のナットも専用の工具で回す必要のある製品なんかがあります。
六角棒スパナ
シートやサイドカバーの純正ボルトの取り外しに使用する「六角棒スパナ(5mm)」は、バッテリーの下部にある車載工具入れの中にあるのを使用しても大丈夫です。
メガネレンチ&プラスドライバー
ナンバープレートは「表面のボルト」が「裏側のナット」によって固定されているので、取り外す際にはどちらかを抑えながらもう片方を回す必要があります。(ナメるリスクを減らすため)
固定している裏側のナットです。
なので用意する工具の組み合わせとしては、「メガネレンチ2本」または「メガネレンチ&プラスドライバー」という感じになります。
ちなみにメガネレンチでなくても「ソケット」や「スパナ」でも代用できます。
盗難防止対策作業
先ほど紹介したとおり、今回の盗難防止対策作業では以下の「3箇所」のボルトを交換します。なお作業自体はとても簡単なので、おそらく「10分」ぐらいあれば全て交換し終えると思います。
- ナンバープレート
- サイドカバー(右側)
- シート
ナンバープレート
まぁどこから作業を始めてもいいのですが、今回は交換するのが一番めんどくさいナンバープレートからやっておきます。
自分の場合は純正のボルトを「装飾用のボルト&ワッシャー」に交換しているので、プラスドライバーではなく「六角棒スパナ」と「メガネレンチ(10mm)」を使用して取り外します。
無事にボルトとナットとワッシャーを取り外せました。
そして「盗難防止ボルト」と「ナット」を組み合わせて取り付けます。
あとは「盗難防止ボルト専用レンチ」を使用して元の場所に取り付けるだけです。
もう片方のボルトも同様に交換しておきます。
なおこの様に「ワッシャー」と組み合わせることでボルトの頭を直接掴めなくなるので、より防犯性能を高めることができます。
シート
次に「シート」を固定しているボルトを交換していきます。
こちらも「ワッシャー」と組み合わせておきます。
サイドカバー(右側)
最後に「右側のサイドカバー」を固定しているボルトも交換しておきます。
こちらも「ワッシャー」と組み合わせておきます。
以上で盗難防止ボルトの取り付け作業は全て完了です。
お疲れさまでした!
終わりに
目的の箇所のボルトを交換し終えたら、使用した「盗難防止ボルト専用レンチ」をバッテリーの下部にある工具収納スペースにしまっておきます。
もちろん別の場所にしまっておいてもいいのですが、GB350に乗車して出かける際には「必ず携帯」しておいてください。そうでないと出先での「緊急時」に、自分でも開けられなくなるので大変なことになります。
あとはしっかりと鍵をかけてサイドカバーを戻しておきます。
そして最後に繰り返しにはなりますが、盗難防止用ボルトを取り付けたからと言って「絶対に盗難やイタズラをされない」というわけではありません。
ただしやらないよりはやった方が間違いなく良いので、ぜひ皆さんも盗難対策を実施してみてはいかがでしょうか。
以上で「GB350とGB350Sのシートやナンバープレートの防犯対策」に関して紹介した記事は終わりとなります。
さようなら~