雨にも負けず風にも負けず…
こんにちはchessinuです。
バイクに「風防(ウインドスクリーン)」を取り付ける目的ってだいたいこんな感じですよね。
- 雨除け
- 風除け
- 虫除け
- お洒落
それでこのGB350は「ネイキッドバイク」+「直立乗車姿勢」ということで、他のバイクに比べて走行中の雨や風がキツイ感じはします。
特に高速に乗った時なんかは、T.M.Revolutionの某PVを思い出すレベルで風を体で感じます。
なので「少しでも風雨をどうにかしたい!」と考えるようになり、最終的な結論としては「風防」を取り付けることにしました。
ただし普通のやつを付けてもつまらないしデザインも微妙なので、思い切って値段の安い「ビキニカウル」を取り付けてみることに!
と言うことで今回はGB350にビキニカウルを「取り付ける方法」と「取り付けた感想」について紹介をした記事となります。
色々なカウルの種類
まずそもそも「カウルって何?」って話ですが、ぶっちゃけ自分もよく分かっていなかったのでググって調べてみたところ、一応定義としては「走行風を整流するために車体を覆う部品(風防)」とのこと。
そしてその中でも「ヘッドライトを覆う程度の小型カウル」のことをビキニカウルと呼んでいるらしいのですが、これは日本特有の呼び方で、英語圏では「Quarter Fairing(クウォーター フェアリング)」と呼ばれているそうです。
また車体を覆う丸みを帯びた形のカウルを「ロケットカウル」と言い、現在GB350専用に「株式会社 WM(ダブルエム)」が開発しているとの噂もあったりします。
他にはハーレーとかレブルがよく装着している「ヤッコカウル(ファントムフェアリング)」。
車体下部まで覆っているSS系バイクの「フルカウル」。
スピードメーター周りを覆う小型風防の「メーターカウル(メーターバイザー)」。
あとはメーターバイザーよりも大型の「ウインドシールド(ウインドスクリーン)」などがあります。
ただしここら辺は人(サイト)によって呼び方が「まちまち」だったりするので、ざっくりこんな分類になっているという感じで良いと思います。
ちなみに細かく見るとこの他にも色々な種類のカウルがあるようなので、興味のある方はぜひググるなどして調べてみてください。
購入したビキニカウルを紹介
それでは実際にGB350に取り付けるビキニカウルについて紹介をします。
- メーカー
- バイクパーツセンター
- 価格
- 約3,000円
- ヘッドライトサイズ
- φ180に適合
- サイズ
- 410mm(H)×340mm(W)×270mm(D)
- カラーバリエーション
- 5色
- 材質
- ABS樹脂
補足事項
なぜ「バイクパーツセンター」のビキニカウルを選んだのかと言うと、理由は単純に「安い」からです。
有名メーカーの汎用ビキニカウルを購入すると「約2~3万円」はするので、試しに取り付ける目的で買うには高すぎて自分には無理でした。
またカラーバリエーションに関しては、「黒,赤,青,白,銀」の全5色展開のようです。取り付ける場合には、自分のバイクの色にあったビキニカウルを選ぶ必要があります。
ちなみにヘッドライトサイズに関しては適合サイズが「φ180(180mm)」で、GB350のヘッドライトサイズが大体「φ170~180(170mm~180mm)」なのでギリギリイケる感じです。
その他のビキニカウル製品
株式会社WMからGB350専用のビキニカウルが発売されました。
なおカラバリに関してはカウルの色をシルバー、マットブラック、マットジーンズブルーの3色、スクリーンの色をクリアとスモークの2種類から選ぶことができます。
バイクパーツセンター以外の汎用ビキニカウルについてですが、Amazonにて2,500円ぐらいで売っていたノーブランドのビキニカウルを購入したので、届き次第取り付けてみたいと思います。(予定では8月上旬頃に届きます)
そしてついに届いたのですが、想像していたよりもカッコよくて質が良かったです…しかし何と全くサイズが合わない!笑
これは加工しないと絶対に無理ですね。さてどうしたもんか…
いやでも何かイケそうな気がしてきた…ゴクリ
まぁ頑張ってやってみるか…。
その他の風防
ビキニカウルより一般的な「風防(メーターバイザー)」の方が好きな方は、デイトナから販売されている「GB350専用バイザーステー」を利用すると簡単に取り付けることができます。
このステーを使用することで、デイトナから販売されている汎用ウインドスクリーンの「エアロバイザー」、及び「ブラストバリアー」と「ブラストバリアーX」の中から自由に選んで取り付けることができる仕様です。
ちなみにエアロバイザーとブラストバリアーXは「クリアー」と「スモーク」の2色があり、ブラストバリアーはそれに「ピュアグリーン」と「ピュアブルー」を加えた4色展開になります。(ただしブルーとグリーンは既に廃番になりました)
例としてステーとブラストバリアーを組み合わせたのが下の画像です。
GB350専用ステーはこちらです。
単品の汎用ウインドスクリーンはこちらから選べます。
また単品ではなくセットになっているタイプもあります。
専用品ではなく「汎用ステー&ウインドスクリーン」を使用して安く済ませたい方にはこのような製品があります。
GB350にビキニカウルを取り付ける上での問題点
それで先に結論から述べると、GB350にビキニカウルをそのまま「ポン付け」することはできません。
理由は単純にビキニカウルを取り付けるボルトの位置と、ヘッドライトカバーのボルトの位置が合わないからです。
画像を見て分かるとおりビキニカウルのボルト穴の位置と比べると、GB350のヘッドライトカバーのボルト穴はかなり下の方にあります。
なのでそれぞれを重ねた時に、ボルト穴の位置が全く合わないので取り付けることができません。
そもそもこのバイクパーツセンターのビキニカウルはGB350の専用品ではなく、色々なバイクで取り付けることを前提としている「汎用品」なので、自分で色々と工夫して取り付ける必要があります。
ビキニカウルを取り付けるのに使用した道具
それでどうやって取り付けたのかと言うと、ホームセンターやECサイトで購入したステーなどを使用して「無理やり」取り付けました笑
なのでもっと綺麗にうまく固定する方法があるかもしれないので、冒頭でも述べたとおり、ここで紹介するのはあくまでも「数ある中の1つの方法」という感じで参考にしてみてください。
道具の紹介
今回GB350にビキニカウルを取り付けるのに使用した道具は以下のとおりです。
- マルチフォーククランプ
- 2,000円×2
- L字型ステー
- 200円×2
- 金具
- 300円
- 結束バンド
- 100円
- 合計
- 約5,000円
自分の場合はGB350のフロントフォークを利用して取り付けることにしたので、ECサイトで「デイトナ マルチフォーククランプ(φ41)」を2つ購入しました。
あとはホームセンターで「L字型のステー」と「金具」、100円ショップで「結束バンド」を購入しました。
ビキニカウル本体の費用が「約3,000円」で、それを取り付ける道具の費用が「約5,000円」ということで、GB350にビキニカウルを取り付ける総費用は「約8,000円」となりました。
ただし長さと形状を考えるとマルチフォーククランプではなく、この様な「ヘッドライトブラケット」を使用した方が間違いなく良かったですね…。
またはホームセンターで100円ぐらいで売っているクランプを利用してもいいと思います。ただしフォークを傷つけないように注意してください。
失敗したこと
ビキニカウルを取り付けてみて分かったのですが、L字型ステーが長過ぎて見た目が不格好になってしまいました笑
でも余った部分を利用して、何か取り付けられそうな気もするようなしないような…つかボルトもちょっと長い気がするけど、試作品ということで目を瞑りましょう(‘∀’;)アハハ
なので皆さんもステーやボルトを利用する場合には、「長さ」か「形状」に気をつけて選んでください。
GB350にビキニカウルを取り付ける方法
GB350にビキニカウルを取り付ける手順は以下のとおりです。
まぁ一切マニュアルがない完全な「自己流」なので、皆さんも色々と試しながら取り付けてみてください。
手順
- ビキニカウルにL字型ステーを取り付ける
- L字型ステーとフォーククランプを取り付ける
- 結束バンドで固定する
実際にビキニカウルを取り付けていく
ビキニカウルにL字型ステーを取り付ける
まずビキニカウル本体にL字型のステーを取り付ける位置の調整をします。
大体の位置が決まったら、ボルトとナットとゴムワッシャーを使用して取り付けます。
そして反対側も同じ様にして、ビキニカウル本体にL字型ステーを取り付けておきます。
L字型ステーとフォーククランプを取り付ける
次にGB350のフォークに「フォーククランプ」を取り付けます。
そしてL字型ステーとフォーククランプの穴の位置を調整します。
位置が決まったら、ボルトとナットとゴムワッシャーで2つを固定します。
そして反対側も同じ様にして固定しておきます。
結束バンドで固定する
これだけだとまだ若干緩いので、最後に「結束バンド(インシュロック)」を使用して固定します。
ビキニカウルの下部分に、丁度いい穴が空いているのでここを利用します。
GB350のヘッドライト下付近に、丁度いい穴が空いているのでここを利用します。
結束バンドを使用してこんな感じで固定し、余った部分をハサミで切っておきます。
以上でGB350にビキニカウルを取り付ける作業は全て完了しました。
ビキニカウルに「穴を開ける加工」などは一切していないので、割とシンプルな作業で取り付けることができたと思います。
GB350にビキニカウルを取り付けた外観と感想
外観
全体的な外観はこんな感じです。
シートに座った状態から見るとこんな感じです。
やはりGB350専用カウルではないのでどうしても「ジャストフィット」することができず、ヘッドライトの上部付近に「隙間」が少しできてしまいます。
ヘッドライトはビキニカウルに隠れず、しっかりと照らすことができます。
初めてのお散歩。
感想
実際にビキニカウルを取り付けて何回か走行してみた感想は以下のとおりです。
- 雨除けとしては良い?
- 風除けとしては微妙かも?
- 全体的に作りが安っぽい
雨天時に走行してみた感想としては、体は普通に濡れましたがメーター周りは大丈夫でした。なのでメーター周りに「USB電源」とかを付けている場合には、雨で機器を濡らさずに済むので良さそうです。
正直なところ、「風」に関してはビキニカウルの有無による違いがあまり分からなかったです。
それとやはり格安ビキニカウルということで全体的に作りが雑で安っぽく感じましたが、車種専用のビキニカウルやロケットカウルは数万円以上するので、それに比べるとこちらは3,000円程度なので「コスパ」はかなり良いと思います。
ただし本当に綺麗に格好良く取り付けたいのであれば、やはりGB350専用の製品を購入した方が良いですね。
それでは以上で、GB350にビキニカウルの取り付け方や感想を紹介した記事は終わりとなります!
さようなら~